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20th Century TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星
release...2018.2.14
 戸惑いの惑星と書いて戸惑いの「ほし」。2017年1月から2月にかけて上演された舞台が約1年後にDVD化されリリースされました。大変うれしい(≧▽≦)観に行けなかったので。私は通常盤を買って鑑賞しましたが、舞台の内容を観た後も、通常盤のジャケ写がなぜこのような半裸状態なのかはわからない(笑)それ単体として見れば3人とも超笑顔だしかわいいんだけど。この雰囲気からするとお気楽な娯楽作品なのかなーと観る前には思ってたけど、そればかりではなかったねー。面白おかしく笑えるばかりの作品ではなかった。詳しくは以下に。

 鑑賞しながらつぶやいたツイッターより転記:『観始めたけどなんかこわい。。不条理っていうか。シュールっていうか』。←これは、舞台に出てきた3人が最初は坂本・長野・井ノ原という「本人」として話してたのに、イノッチは世界に1人かどうかわからないよ?俺もイノッチだよ?とか言い始めた瞬間に感じた、え?(こわい)という感情からのつぶやき。「本人」たちの3人が普段のごく自然な様子で話してたそのままの流れで急にそうなっていったので、ちょっとぞっとする感じがあった。コメンタリーでもああ〜ここから芝居始まりましたね〜みたいなこと言ってたけど、そこがほんと、この戸惑いの世界への明確な入口だったなと思いました。
 全体のストーリーは、時間軸が前後したり、小説の中という状況がオーバーラップしたりと、あちこちに行く感じでちょっとわからなくなる箇所もあった。でも多少わからないままでも問題ないという感じ。いちばん重要なところ、三池の恋人=由利の妹=はせっちの片想い人、というところが解き明かされるところはわりとわかりやすかったので大丈夫だった。「手紙」がキーアイテムだったね。ほんとにいろんな伏線がそこに向かって一気に収束した。。絡まった毛糸が一気にひゅーっとほどけていく感じ。爽快。そういうやや複雑な作りのストーリーで、しかもそれだけにとどまらず、ところどころにトニの曲がミュージカルっぽく差し挟まれるんだけど、それらの曲がまた効果覿面っていうか!!この点については次の項にて。

 そんなトニ曲について。ツイ:『オレキミがこんなに悲しい歌だったなんて』『ちぎ翼がそういう意味の歌になるなんて』。ストーリーの流れと歌詞が何となくつながるようにそれぞれの曲が配されてて、しかもそれが、例えばオレキミは本来は明るくてポジティブな曲なのに悲しい曲の様相になってるし、ちぎ翼も、揺れる水面沈んでく銀の月…とかが海というよりも宇宙のことに思えてくるし、という感じで、元々の曲(歌詞)が持つイメージからちょっと捻じ曲げられて使われてる。それがすごく面白かったです。曲調とかも元曲とは変えたアレンジになってたりして、そうやってトニの曲をまた違う味付けで出してくれるというところも、まさにこれはトニの舞台!!という感じがしました。個人的にやばかったのはdays。。自分の家でDVD観てるわけだから誰はばからず泣いてもいいんだけど、なぜか口を押さえて声を殺しながら涙流した(;w;)なんていうかそれぐらいの衝撃的な配曲だった。言いたいことが〜たくさんあって〜(中略)あの日送った〜君への言葉〜I love you〜I love you〜I love you〜♪っていうね!!「手紙」ってことと直球でズドーンとつながる歌詞!!(>_<)いやーやられました。それに加えてイノのヴォーカル力(りょく)!!トニ3人については次の項であらためて書きますが、days冒頭のイノの歌ほんとに胸に来た(ノw;)あと新曲「Change Your Destiny」も、序盤で歌われた時と、終盤2回目に歌われた時とで、歌詞の意味の「立ち上がり方」みたいのが全然違う。2回目では「Change Your Destiny」というタイトルの意味からしてまずズシンと来る。その感触はここまでのストーリーが積み重ねられてきたからだなぁとしみじみ思って、あらためて厚みのある作品だなということを2回目のこの曲を聴きながら実感しました(-w-)

 トニ3人について。この作品を観て思ったのは、イノが恐ろしいぐらい上手い。コメンタリーの中でも言われてたけど。何だろうね?長谷川(はせっち)のたたずまいとか、ただ立ってるだけの時ですら、純朴で薄幸な感じをまとっていてそれだけで泣きそうだった。マサも上手い。たぶん隅々まで丁寧に作り込んでるんだろうけど、それを感じさせない自然さがある。あのヤカラの時は真骨頂(笑)マサもっとTVで演じる機会あればいいのになーと思う。ヒロシはたぶん、ものすごく忠実に芝居してる感じ。っていろいろ言ってますが私はお芝居に関して見る目があるとはあまり言えないと思うのであくまでも個人の感じ方ということで<(_ _)>いちばんセリフ量が膨大だったのヒロシかな。聞き取りやすいしわかりやすくてよいと思いました。歌パートは3人での、または2人ずつのハモりなども随所にあって聴かせる(≧w≦)ご本人たちも言ってるけど意外な曲に振り付けがついてたりも。あと今回は楽器ね〜!でもこれぐらいのおぼつかない感じこそがストーリーにも合ってるしいいと思うよ、コメンタリーを聴くとご本人たち苦い思い出のようだけど(笑)「大事にしまってる」話笑った(笑)コメンタリーについては次項にて。

 通常盤には副音声でトニ3人のコメンタリーが。告知(宣伝)では「脱線しまくり」とのことだったので舞台の内容に一切触れてないぐらいの勢いでフリートークしてるのかと思ってたけど、そこまでではなかった(笑)けっこう触れてた。そこから派生して別の話になってるとこも多々あったけど(笑)このコメンタリーではそういういつもの腹痛いトニでしたね。和むー。鑑賞2時間の最後のほうイノ疲れてきてないか(笑)かわいい(笑)あと私は字幕付きでコメンタリー聴いた(見た)んだけど、過不足のない字幕が大変わかりやすかったです。字幕担当スタッフ様おつかれさまです(^w^)旦~~

 まとめ。
 面白かった!!観る前に想像してたお笑い系の面白さではなく、笑えるところもありつつの、凝った構成とか配曲の妙とかに唸るという面白さ。こんなの出しちゃったら次どうすんの??って思うぐらいの(笑)だってご本人たちも言ってたけどTWENTIETH TRIANGLE "TOUR" だからね?1作で終わらないよね?次作はよりいっそう唸らせていただけることを期待しますよ!さらに言うとまたのDVD化、ひいては本当に全国TOURも切にお願いいたします(^人^)

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