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『 殺人者 』
2007年3月8日(木)・9日(金) at 東京グローブ座
座席 :
8日は、チケットぴあの電話予約で取れたB席。3階B列(最後列)・40番台。いちばん天井のいちばん端っこ。
9日は、JWebの予約で取れたS席。2階C列の真ん中へん。
JWeb予約のチケットで入った9日は、記念品をいただきました。「殺人者」舞台のポスター的な絵柄の、ポストカード。ほぉ〜と思いつつ、何の気なしにくるっと裏返したら。。そこには実にハートウォーミングな痕跡が!(痕跡?(^w^;))三宅さんが手ずから押したという、オーダーメイドスタンプのメッセージが、ぺったりとそこにありました。なぜ手ずから押したとわかるかというと、メッセージの中にそういう文言があるからです。しかもとてもおかわいらしい、心温まる言い回し(≧▽≦)三宅さん素敵〜!こちらこそありがとう感謝ですよ!そんなに指は酷使してないから大丈夫よ〜だってリダイヤルだもん(笑)でも大変は大変でしたけどね。そんな苦労をわかってくれていて、しかもそれに応えての行動を実践してくれているという、ああなんてハートウォーミングなお人。大変感動しました。
観劇後にネタバレ掲示板に書いたものを以下に転記:
くるっと裏返して…うわ〜(;▽;)と感動。
これ三宅さんが押したの?すごいね!!
胸がキューーーン(≧▽≦)です(笑)
とのことです(笑)いやほんとに感動しました。宝物ですねこれ(^▽^)観劇終わって帰ってきてからも、折にふれて眺めては、胸がキューーーン☆です(笑)

作品の内容について。私の思ったことについては、観劇後にネタバレ掲示板に書いた文章がまあよく言い表しているかなと思うので、それを以下に転記(抜粋)します。
(3月8日)
うーん結局、何が言いたかったのかな?なんか、群像劇なのか恋物語なのか不条理劇なのか、そのどれもが含まれてるって感じで、なんかピントはちょっと分散してるなーと思いました。笑いあり涙あり恋もありで盛りだくさん、大満足、っていう感じでもないし、んー何だろ?ちょっとつかみきれてません。明日も観るのでその後また考えます。あとパンフもまだ読んでないので読みます。
(3月9日)
なんか2回め観たらわかったねー、何となくわかった気がする。一言で言えば、三宅さんがパンフで言ってた「ちょっと先へ」って感じかなー、勝がちょっと先へ進んだっていう、ほんの少しの成長譚。ここを抜け出して違うステージを見つけたとかそういう大それたことじゃなくて、ほんの一歩だけ、昨日と違う位置にいるみたいな。ずっと囚われてる幻想とか恐怖とか孤独とか、そういうものからは逃れられないけど(いちばん最後のあたりで舞台が真っ暗になって、三宅さんと石田さんだけがぼんやり浮かび上がっている場面は、人の心の闇とか孤独とかを表してるのかなと思いました)、でもそんな中でも、ちょっとだけ今までと違う自分になれることもあると。周りの人々のいろんなエピソードもまぶされてるけど、その中での核は、やっぱり勝のことなのかなと思いました。あと、家族の再生の物語にも思える。ほんといろんな要素が入ってる話だなと思いました。
(抜粋ここまで)
この作品、他の方の感想を拝読しても、ほぼ一様に「難しい」という印象を持たれている感じですよね。赤堀さん原作の作品は、私は「雨が来る」(@劇団演技者。)しか見たことがないのですが、その印象だけで言うと、「違和感」「変な空気」みたいな雰囲気があるなぁと思ってました。今回はTVではなく舞台、しかもグローブ座という比較的大きなハコ(たぶんSHAMPOO
HATのいつもの作品が上演されているのはもっと小さな劇場なんですよね)だったので、空気というよりもセリフで説明するような部分が多かったのだと思いますが、どちらにしてもやっぱり、「リアルでありながらつかめない」みたいな、ストレートに飲み込めないような雰囲気だなぁと思いました。たぶん、いろんな解釈があっていいのだと思いますが、私の場合、最終的に思ったのは、上記の書き込み抜粋にあるように「ほんの一歩だけ、昨日と違う位置にいる」というようなことでした。甘いものが苦手で食べられなかった勝が、最後、ケーキをむしゃむしゃと食べる、という場面にも、このことが表されているような気がしました。
でもたぶん、観る人が違えば、もっと違う場面が心に残ったりするんだと思います。私がいま書いたようなケーキのことについても、「そうか〜??」と思う人もいるだろうし。そういう意味で、「この話は何を言いたかったのか」ということよりも、「この話を観て、いろいろな人がいろいろな解釈をする」という、その点こそが、この話の面白さなのかなー。とか思いました。そういう舞台って今まで自分が観た中には無かったかなと思うので、自分にとって新たなテイストの作品にふれたという意味でも、意義があったように思います。

三宅さん個人につきまして。またまた3月8日の書き込みから抜粋。
三宅さんは熱演でしたね、舞台の三宅さんの声好きだな〜(^▽^)とても聞きやすいです。明日も楽しみ。
今日の席は見事なまでに天井・しかもいちばん端っこで、わりとずっと、三宅さんの頭のつむじを見下ろしてた感じでした(笑)こんな機会もなかなかないな〜と思って逆に楽しかったです。明日はもうちょっと低いところから観れるので、また楽しみー。
(抜粋ここまで)
舞台上の三宅さんの声は、いつも思いますが、聞きやすくてとてもよいと思います。あと「絶対、待ってますから!!」の絶叫は、胸にくるものがありましたね(;w;)あのあたりだけ取り出して見ると、「突き動かされるような思慕」を描いた恋物語だった感じですね。今度はそういう要素を大フィーチャーした作品を作ってほしいなぁ〜vなどと乙女的に思ってみたり。。だって三宅さんって、そういう感情を演じるととてもハマって、とてもよいと思うからさ。苦悩とか、切ない感じとか、徹頭徹尾そういう雰囲気で演じる作品やってくれないかな〜(それは果たして作品として面白いのだろうか。。)まあ一ファンの単純な欲望としてちょっと書いてみました。
あとは今回気づいた、カーテンコールの時の心づかいですね。天井端っこ席だったからこそ気づいたことでしたね。たぶんそうでなければずっと気づかなかっただろうなー。そういう意味ではあの席はありがたかった(^人^)詳しくは当サイト日記のこのへんをご参照ください。たぶんあれ、毎作品、毎公演、実行されてるんでしょうね。えらいお人です<(_
_)>観る人のことを考えてらっしゃる。でも帰ってきてから、友達(notジャニファン)にこの一部始終を語ったら、「あ〜昔、野猿もそんなことやってるって言ってた。」というリアクションをもらい、ちょっと意気消沈しました(笑)だからまあ、とりたててえらいことなのではなく、舞台に立つ人としては一般的なことなのかもしれないけどね。私はともかく今回、感動いたしましたのことでございます。記念品のスタンプとともに、感動したできごとでしたね。盲目かもしれないけど、素敵なのです三宅さん(≧▽≦)今回またそれに気づけてよかった。

他の演者さんたちについて思ったことをちょっとだけ。
・石田さんの声はなんて可憐なんだ。。小鳥のさえずりのようだったよ。。感情的に激昂してる場面でもその声の可憐さが失われてなくて、勝が(それこそ盲目的に)思慕する対象として、完璧に近い像ができてたと思います。
・松本紀保さんが怪演って感じだった。。なんか、場の空気を一気に持ってくパワーがあるなと思いました。そういう人物設定だったからかもしれないけど。

ともかく、印象としてはつかみづらくて、でもそのつかみづらさが嫌な感じではなくて、いろいろ考える材料になって、つまりわりと長い時間引きずるというか(^w^;)引きずるっていうと言い方が悪いかもしれないけど、「うーん。。」と考える時間が長くなる、そんなお芝居だったように思います。でも「殺人者」っていうタイトルだったけど、なんかあんまり「殺人」とか「殺人者」っていう要素はフィーチャーされてなかったような気がする。。入ってたは入ってたけどね。私はあんまり、それがメインだとは思いませんでした。このへんも人によって捉え方は違うんだろうなぁ、そういうところが面白いですね。
あとなにげに感じ入ったのが、ネタバレ書き込みにも書いた、三宅さんのパンフでの言。「もしあなたが今、”ここではない、どこかへ”行くとしたら、どこですか?」という質問に対して、リゾート地とか具体的なものを挙げている人が大半な中、三宅さんの答えは、「ちょっと先へ」。こういう感覚が好きですねー、ほんのちょっとしたことなんだけど、はっとさせられるこの三宅さんの感覚。この言葉、私のこの作品の解釈(というか持った印象)にも大きく影響しているかもしれません。
どこへ行きますか?…ちょっと先へ。そんなふうにして少しずつ、進んでいってほしいと願ってやみません。さーすーがー成長する男!(←という説を語ってるのは私だけかもしれませんが)次の舞台がまた待ち遠しいですね。次はちょっと先へ行ってどんなものを見せてくれるのか、また楽しみにしております(^▽^)
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