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『 トンカツロック 』

2002.4.27.Sat.(1部)  at Bunkamuraシアターコクーン
 会場入口に、「本日はビデオ撮影を行いますのであらかじめご了承ください」という告知文が貼ってあった。中に入ってパンフ&シナリオ本購入、FC記念品引き換え。記念品は、折り畳みの黒のナイロンバッグ、広げるとスーパーのレジ袋みたいな形で、オレンジ色の「トンカツロック」のロゴ入り。うーーむ、コメント略(^w^;) あっそうそう、包装は「坂本昌行」「長野博」「井ノ原快彦」と3人連名ののし紙つき。
 座席は、1階N列…つまり前から14列目(だったと思われる)、の、真ん中へん。見やすかった。
 
まず最初に、全編「生声」であることに感動。←舞台というものを見るのが初めてだった私は、ほんとに、幕が開いて芝居が始まるまで、そのことをすっかり忘れていたのです。始まって、「…うぉーーそういえば、全編生声が聞けるのか!!」とやっと気づいた。ボーっとし過ぎだ、自分(-w-;)
話は、ベタベタの人情物。(脚本の横内氏もそう明言しているようです。) 笑いあり涙ありの、まっとうな娯楽作品といった感じ。重苦しいテーマなどはなく、そういう意味では、気楽に見れました。
 「笑い」は、小ネタが多かったかなー。麻衣役の大村彩子ちゃんにコカン蹴られて、前かがみでうめきながら腰トントンしてるヒロシ、笑わせていただきました(笑)
 「涙」は、なんか、演者たちの絶叫しながら演じている熱気に押されて、泣けちゃったシーンが幾つかありました。サトエリ演じる千絵が、イノ演じる平に食ってかかるところとか、ヒロシ先生が号泣しながら麻衣に詫びるところとか。
演者さん個々人についての感想をいくつか。
◆まぁくん、歌うめーー(笑)いや、いつものことながら。永ちゃんの「I Love You, OK」歌ってましたが、ふつーーに上手かった。元ヤンなキャラも合ってたー。ヒーローになりきれない、ズッコケなところまで含めて、大変ハマってました。↓に書きますが、須藤理彩ちゃん演じる君子さんとのやりとりで、素になる一瞬があってそれも可笑しかった。
◆キャラの振幅がいちばん広かったのが、ヒロシ演じる優先生だったと思う。理想だけは立派な、頭でっかちの若教師ぶりで笑わせて、彼女との関係に振り回されて苛立って、酔っぱらい演技で暴れて、生徒に体当たりメッセージで絶叫して。お疲れ様でした<(_ _)>見応えありました。そしてやっぱり、あんたは小ネタ王だ(笑)
◆チンピラ上がりの平くんを演じていたイノ、たたずまいがものすごくかわいくて、和んだ。あの、アゴ突き出し気味のアホな感じが(笑)憎めなかったなー。設定上、「ヤっちゃう」だの「ヤリたい」だのというセリフがいくつかあって、そのたびごとに、客席の空気が微妙に冷えるのが、壇上のイノの心中を考えるとちょっとかわいそうだった。←ファン心理とはいえ、どうにかならんものか…(-w-;)
◆サトエリ、脚なげーー!!(笑) ほぼ全編、最前席から見たら絶対パンツ見えてそうな超ミニスカ、生脚&セクシーサンダルといういでたちで登場するんだけど(キャバ嬢の役だから)、そのダイナマイトなバディーに、かなりの時間、目を奪われてしまった(@w@)ヤンキーっぽい物言いも迫力あったし、びーびー泣いたり、平のために深々と頭下げたりするその様子が、なんかものすごい魅力的だった。すっかりファンになって帰ってきました(笑)
ストーリーの中に、おそらく日替わりで変えているのであろうと思われる箇所(ネタ)がいくつかあった。覚えているものを挙げます。
◆冒頭、助三郎(まぁくん)が街のお稲荷さんに隠していたエロビを、君子さんが見つける。そのタイトル→「いけないおむつプレイ」(笑) 後ほど助三郎がそれを君子さんに言われて、あわてて探しに行って、お稲荷さんの回りを「あれ?おむつ…」とつぶやきながら探し回るというシーンも(笑)
◆町内の祭りに出ようというバンド連の代表3人組が、その申し入れに来た時に持参した手土産→「ヨックモック」。帰りに三越で買い物してる時に、これを思い出してつい買って帰ってしまった(笑)
◆飛び出していってた平くんが戻ってきて、助三郎と語っている時に、平くんがいない間に千絵ちゃんが他の男に乗り換えてしまったことに同情して、助三郎が貸してやったエロビのタイトル→「熟女・三姉妹」。
◆優先生が悪酔いしてクダまいてる中でのセリフ。→「俺だって酒ぐらい飲むし、赤ちゃんプレイだってやるんだ!」(爆) そのあと、友美さん(彼女)に向かって「ちょっとハナチちよう(話しよう)」と言うなど、アフターケアも細かい(笑)
◆バンド連のうちの一人に、助三郎が「そういえばおめえらの演奏聞いたことなかったな、やってみろ」と言い、そう言われて彼が披露した曲→「時報ロック」。ギター鳴らしながら♪午前0時を〜お知らせします〜♪、そして「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン♪」の四音を爪弾く。客席、大喝采(笑) そして♪午前0時1分を〜♪と、以下延々と続くらしかったが、もちろんそこで助三郎の容赦ないツッコミが。
◆続くシーンで、助三郎が、六角さん演じる藤吉(ギター仲間という設定)を麻衣に紹介。→「(昔は)高見沢って呼ばれてたんだぞ!」 そのすぐ後に、「キャイ〜ンの天野に似てるだろ?」。それを受けて六角さん、「高見沢って言ったり天野って言ったり、ずいぶん幅が広いなーオイ。」
◆助三郎が落ちこんでる側で、君子さんが鼻歌を歌っている。たぶん、ここで何の曲を歌ってるかっていうのが日替わりで、本来なら助三郎が「何だよ、人が落ちこんでる時に…しかも○○○だし」と歌のタイトルを言う設定なのだろうけど、この回は、君子さんが何の曲を歌っているのか、まぁくんは聞き取れなかったようで、「何だよ…何歌ってんのか、わかんねーよぉ!」と、言っていました(笑) ちなみに私も何の歌なのか、わからなかった(^w^;)
◆その場面の続き。君子さんが超でかいトンカツを作って、助三郎に食べさせるシーン。
 ここは日替わりなのかどうかわからないけど、なんか、不味そうなモノでできてるらしいジャンボトンカツ(でっかい枕ぐらいの大きさはある)、まずはまぁくんが一口食して、「…ほんっとにマズいね、これ(=_=#)」。そしてここで「あなたも食べてみなさいよ。」と、理彩ちゃんに水を向ける。会場の期待?が高まる中、引き下がるわけにいかない理彩ちゃん、意を決して一口。そして、やはりのマズさに言葉を失い、おそらく素の須藤理彩で「…ムカつく!」と言い捨てて舞台ソデに退場。一人取り残されたまぁくん、これまた助三郎ではなく坂本昌行に戻って(笑)「…ごめんなさい!」と、ジャンボカツの皿を抱えて、後を追って退場。
◆優先生が麻衣に、夢を追おうよと語るシーン。「ダセー」ととりあわない麻衣に対して→「ダサくないよ!トニセンだってカミセンだって、みんなそうやって頑張ったはずだ!俺はそう信じてる!」 下線部が日替わりかな?? もちろん、客席はこのセリフに激しく反応(笑)
◆このシーンの続き。音楽好きであるらしい麻衣に話を合わせようとして、優先生→「はっきり言って先生、よくわかってないんだ。リップスライムとか、キックザ勘九郎とか…」 笑った〜これ(笑)
◆これも日替わりなのかどうかわからないけど、
 ロードワーク中?の平くんと千絵。そこに助三郎がやって来て、ちゃんとやってるのか2人に問いただす。
助三郎「おめーちゃんとわかってんのか?カロリーとか!
     おい千絵!バナナ1本分のカロリーは?」
千絵「低カロリーです!」
 たぶんこれ、客席が最も爆笑したセリフだったと思う(笑)サトエリの必死そうな言い方が絶妙でした。
ハプニング?のようなこと。助三郎と君子さんの口論中、放り投げられたトンカツがそのまま舞台下に落ちちゃって、しばらくして最前列のお客さんが拾ってそっと舞台上に返してた(笑)
カーテンコールは、キャスト全員で2回、最後にトニのみでもう1回。
 …レポ?としては、こんなところでしょうか。
 何しろ、観劇ということ自体が初めてだったもんで、「こういうものなのか?」とよくわからないこともあったけど、でもまあ総じて、気楽に楽しく見れました。トニ舞台だと特に、日替わりネタなどがあるので、予算と時間が許せば複数回見れたら楽しいかもなーと思いました。(製作者側の思うツボか?)
 パンフ、けっこう好きー。稽古場風景、イノ@黒ブチメガネ、ジャージ姿のトニーズが新鮮vvvしかしヒロシさん、その頭は…以下自粛(・w・;)

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